気になる?新国立競技場建設で活躍した重機とは!

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2020年東京オリンピック・パラリンピックが開催されることになっていましたが、新型コロナウイルスの影響で1年伸び、今年2021年に開催。

今年もコロナウイルスの影響は続き開催も危ぶまれました。

しかし、そんなコロナ禍の中で開催される運びとなりました。

皆さんは7月24日の「開会式」のあの素晴らしい感動を覚えていますか。

まさしく、あの開会式が行われたのが「新国立競技場」です。

皆さんは、その新国立競技場が建設されるにあたり、どのような重機が活躍したのか気になりませんか。

そこで、この記事では皆さんが気になる新国立競技場建設で活躍した重機などをご紹介します。

 

新国立競技場とは?

 

新国立競技場は、1958年(昭和33年)に開場した国立霞ヶ丘競技場陸上競技場(旧・国立競技場)の老朽化対応と、東京オリンピック・パラリンピックの主会場とすることを念頭に、旧・国立競技場の全面改築により建てられた施設で、新国立競技場の仮称にて2012年より建設事業に着手。

外観は、隈研吾によるデザインは、周辺(明治神宮外苑)との調和を目指した『杜のスタジアム』のコンセプトを掲げ、「自然に開かれた日本らしいスタジアム」を提案。

屋根や軒庇などを鉄骨と木材のハイブリッド構造とし、最大高さを47.4mと比較的低く設定することで、水平ラインを強調した構造となっています。

使用する木材は47都道府県から集められた杉材およびカラマツ約2,000平方メートル分を使用、塗装により本来の木材よりやや白みがかったものとなっています。

屋根の下には法隆寺五重塔からヒントを得たといわれる三層の庇が水平さをより強調しています。

 

新国立競技場建設の着工及び完成

 

1964年の東京オリンピックで丹下健三さんが設計した代々木体育館を見て建築家を志した隈研吾さん。

そんな彼が、2020年の東京オリンピックの新国立競技場の設計を行うことになりました。

2016年12月に本体工事を着工し、2019年7月3日に開場後の正式名称が『国立競技場』となることが日本スポーツ振興センターより発表され、2019年11月に竣工を迎えた新国立競技場。

2016年12月に着工し、施設が公表されました。

累計約150万人、ピーク時には1日約2800人が働く大現場となりました。

プロジェクトの発注者である日本スポーツ振興センター(JSC)は2017年3月24日、新国立競技場の建設工事現場をメディアに公開しました。

 

重機の役割とは?

 

厳しい自然環境においても豊かな生活が成り立つのは、土木技術が作ってきた基盤のおかげです。

現代でも、重機は工事現場で活躍し、人類のフロンティアを広げ続けています。

また、自然災害の現場においても、重機は早期に復興するのに欠かせない道具の一つです。

 

新国立競技場建設会社

 

新国立競技場整備事業 設計:大成建設・梓設計・隈研吾建築都市設計事務所共同企業体

施工:大成建設

新国立競技場は、スポーツ界をはじめ日本中、いや世界中から注目され、期待を集める中、計画通りに完成させなければなりません。

そんな難しい上に失敗の許されない国家プロジェクトを成功へと導いたのが、大成建設・梓設計・隈研吾建築都市設計事務所の3社による共同企業体(ジョイントベンチャー、JV)です。

「木を用いたデザインで知られる隈研吾建築都市設計事務所、スポーツ施設の設計経験が豊富な梓設計、ゼネコンとして設計・施工・技術開発部門など総合力を持った大成建設。

その3社の強みを結集したことで、より良い競技場が完成しました。

 

主な重機・建設機械

 

新国立競技場建設で活躍した重機は以下のとおりです。

およそ60機以上の種類の重機・建設機械が使われたと言われています。

重機・建設機械
準備工事バックホウ、ラフタークレーン
山留工事SMW重機、アボロン、バックホウ、ラフタークレーン
土工事(掘削工事)バックホウ、テレスコクラム
基礎工事バックホウ、ラフタークレーン、クローラークレーン、 コンクリートポンプ車
地下・地上躯体工事ラフタークレーン、クローラークレーン、 タワークレーン、コンクリートポンプ車
仕上工事ラフタークレーン、クローラークレーン
外構工事アスファルトフィニッシャ、コンクリートポンプ車

また、今回の新国立競技場建設で使われた重機・建設機械の特徴を見てみましょう。

 

●屋根工事

 

1つの屋根フレームを3つの屋根ユニット鉄骨に分割し、フィールド内で地組みした後、クレーンで吊り上げて設置しました。

屋根全体を252のユニットに細分化し、フィールド内で地組みして、スタジアム内に置いた1000tクローラクレーンで吊り上げて取り付ける施工方法です。

これは、建築ではほぼ使わないクラスの大型重機です。

 

●地下・地上躯体工事

 

基礎工事完了後、順次上階に向けて構築する。各階の構築は、鉄骨工事、鉄筋コンクリート

工事及び PCa 段床設置工事を順次実施しました。

材料の荷揚げには、ラフタークレーン、クローラークレーン、タワークレーン等を用いて行いました。

また、国立競技場のスタンド基礎は、工場製作のPCa部材が7割を占めます。

「PCa化」とは、PCaはプレキャストコンクリート(precast concrete)の略称で、コンクリート部材をあらかじめ工場で製造し、工事現場で据え付け・接合をすることにより、工程促進などが図れる工法です。

この「PCa化」は、大成建設が開発し特許を取得した技術です。

 

まとめ

 

いかがでしたか。

ここまで、皆さんが気になる新国立競技場建設で活躍した重機などをご紹介してきました。

新国立競技場建設で活躍した重機は、たくさんあるということがわかりました。

これからオリンピックの後半、パラリンピックも始まりますが、今回の記事で新国立競技場はこのような重機で作られたんだと思っていただければ嬉しいです。 最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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